今回も先回につづき桃花台線の廃線跡について取り上げます。
先回の小牧駅周辺についてはこちらからご覧ください。
今回は、小牧原駅周辺と東田中駅周辺についてです。
昨年や一昨年に上げた記事と見比べながらご覧頂くことをお勧めします。
昨年(2022年)の小牧原駅周辺の様子についてはこちらから、一昨年(2021年)の小牧原駅周辺の様子についてはこちらから、また、昨年(2022年)の東田中駅周辺の様子についてはこちらよりご覧ください。
桃花台線小牧原駅は、昨年の記事でも取り上げましたが、昨年までに駅舎部分が解体されています。写真の中央のトラ柵で囲まれているところが、小牧原駅の駅舎でした。
ちょうど桃花台新交通の代替のピーチバスが通過しています。
高架橋の海側から小牧原駅の駅舎があったところを見てみます。駅舎部分が撤去されただけで、昨年から変化したところは見受けられません。
桃花台線跡を眺める定番ポイント(?)の小牧駅寄りの歩道橋へ。
高速道路と歩道橋をくぐる部分の高架橋は、一昨年までに撤去されましたが、それ以外の部分の高架橋は手付かずのまま残っています。
なお、小牧原駅のホームやホーム扉などは、昨年までに撤去されました。
小牧原駅に戻ります。小牧原駅前の”丸見え”な構造のトイレは、まだ健在です。
上末駅のトイレは、閉鎖されてしまったので、現役なのはここだけだと思われます。
名鉄のホームから桃花台線の高架橋を見てみましょう。
名鉄の高架橋を越える”大高架”がそのまま残されています。
幾度と触れていますが、この大高架を撤去しようとすると、かなりの難工事になりそうです。名鉄を運休させるわけにはいきませんからね・・・
名鉄の改札を出て東田中駅の方へ進んで行きます。改札外から、名鉄小牧原駅と桃花台線の高架橋をみたところ。
低くはない名鉄の高架橋を桃花台線の高架橋が越えているのを、改めて実感させられます。
東田中駅への高架橋は変わらず残っていました。
東田中駅は、工事等行われておらず現役時代のまま残っていました。山側から。
現役時代のまま残っている駅舎。
山側の階段。
昨年から特段変化は見られません。
海側の階段。
写真の左側(寺社の脇)に、桃花台線が現役時代から使われていたであろう駐輪場とトイレがあります。
このまま上末駅へ歩いていきました。
次回は、上末駅周辺についてレポートする予定です。
桃花台線廃線跡レポート(2023年5月)3 ~上末駅周辺~へつづく。