今回は、2023年4月22日(土)に開催された”きんてつ鉄道まつり2023~Spring~ in 五位堂”について。
きんてつ鉄道まつりは、例年秋に行われていますが、昨年の秋は入場者限定だったそうで、今年に限り春にも開催されることになったようです。今回レポートする五位堂検修車庫でのイベントのほか、5月13日(土)には塩浜検修車庫でもイベントが開催されました。塩浜でのイベントには、行くことができなかったので、弊サイトでは五位堂でのイベントのみレポートいたします。
五位堂でのきんてつ鉄道まつりには、実は初めて行ったのですが、展示してあるものが非常に充実しており圧倒されました。
写真をご覧ください。
車両展示(きんてつ車両写真撮影会)にて。
車種が豊富な近鉄らしく、充実していました。
ずっとここにいらっしゃった方もみえたのではないでしょうか・・・?
車両展示の横では、レールサイクルの乗車体験が行われていました。 電車2両分(2車身)の乗車なので、乗れるのは40メートルほどでしょうか?
方向転換はなんと人力。
少し大変そうですね。
検修場内も見てみましょう。入場中のけいはんな線用の7020系。
けいはんな線は、集電方式が第三軌条式なので、そのままだと五位堂には入場できませんが、定期検査の際は、モト75形の牽引により五位堂へやってきます。
検修庫の中に入ったら、40トンクレーンの実演が始まりました。大きな電車(1437系VW43編成)が空中を飛びます。
地上で検修中の電車の上を通っていきます。
クレーンの実演は、他社でも見たことがありましたが、他の電車の上を通るところは、見たことがなく、その迫力に圧倒されました。
南大阪線用の6200系も入場していました。
南大阪線は狭軌なので、こちらもそのままでは五位堂に入場できませんが、こちらは事業用車のモト90形の牽引により、五位堂へやってきます。
6200系とけいはんな線用の7020系との並びは、五位堂ならではの並びですね。
検修庫内にも車両が展示されていました。
検査入場中以外の車両をご覧ください。上の6200系など狭軌の車両を五位堂まで牽引してくるモト90形97・98号。
らくがき電車(形式不明)。
色合いが”つどい”の旧塗装っぽいですが、試験塗装用の車両なのでしょうかね・・・?
検修庫内ということで、機器類も間近に見ることができました。棚に並べられた主電動機。
”N53取り外し品”と書いてあるものは、12200系の廃車発生品でしょうかね・・・?
元々は12200系だった19200系”あをによし”や15200系”あおぞらⅡ”などへの予備品として保管してあるのでしょう。
展示されていた80000系”ひのとり”用の主電動機。
再び検修庫外に出てみましょう。 休憩列車用の5820系と9020系。
行き先と種別が、通常では入線しない”四日市行き普通”になっています。
バスやタクシーも展示されていました。2階建オープンデッキの”OSAKA SKY VISTA”バス。
大阪駅からの観光バスで使用されているそうです。
奥には、ひのとりバスも見えますね。
ひのとりタクシー。
車内は、”くつろぎのアップグレード”をというわけではなく、通常のタクシーと同じでした。
電気作業車両も展示されていました。
保存車両デホ1形の前では、近鉄吹奏楽部による演奏が行われていました。”六甲おろし”や”近鉄特急のうた”などが演奏され、盛り上がっていました。
最後になりましたが、非常に楽しめた”きんてつ鉄道まつり”、次回開催時もぜひ訪れたいと思っております。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
おわり。