今回も、先回のつづきとして桃花台新交通の廃線跡について取り上げます。
先回までの、小牧駅周辺、小牧原駅周辺の記事をお読みになられてからご覧になられることをお勧めします。
今回は、小牧原駅周辺の見学後、桃花台新交通の代替バスのピーチバスで桃花台西に向かいました。ピーチバスで、前回桃花台を訪れた際に見学した東田中駅や上末駅周辺を通りました。その時のレポートもご覧ください(東田中駅周辺、上末駅周辺)。
東田中駅周辺は特段変化はみられませんでしたが、上末駅周辺は撤去に向けての測量が6月30日までの予定で行われており、先回レポートしたトイレや駐輪場付近は立ち入れないようになっていたように見えました。見学されたい方はお早めに行かれることをお勧めします。
桃花台西駅は現役時代にも降りたことはなく、初めての訪問でした。県道側(海側?)から。現役時代となんら変化はないように見えます。
駅前広場側(山側)より。まだ撤去工事等は行われていませんでした。割れてしまった駅名の看板が痛々しいです。
駅前広場からホーム全体を見てみます。桃花台東駅は解体工事が進んでしまったので、ホーム全体を眺められるのはここだけでしょうか?立派なホームドアまでついているのに、使われなくなって久しいのは勿体なく感じます。
駅前広場。カフェなど一部の店は営業しているようでした。
最後に付近の高架橋の様子を。
駅周辺は手付かずの様子でしたが、上末と桃花台西駅の間の一部の高架橋は撤去されていました(ピーチバスの中から見ただけなので写真はありません)。桃花台西駅周辺の現役時代と変化はないように見える高架橋。
鳥の巣が作られているところが見られました。
風雨もしのげ、電車が来なくなって振動もなく、道路の下でなければ、糞を落とすと人間に巣を撤去される恐れもない。鳥にとっては最適な環境でしょうね。
つづく。