今回は、2023年3月18日(土)にダイヤ改正が行われてからのダイヤと運用について、遅ればせながら取り上げます。
5月下旬になって、ようやく運用に目を向ける余裕が出てきました。
3月のダイヤ改正については、改正前に2度ほど取り上げました。今回は、特に各駅の時刻表発表後にUPしたこちらの記事をご確認の上、お読みいただくことをお勧めします。なお、列車の時刻や列車番号などについては、名鉄ホームページにUPされている路線別時刻表をご覧ください。
3月のダイヤ改正の主なポイントは、
1、全線に渡る本数削減
2、各務原線・知多新線のワンマン化
でした。この2項目について簡単に述べます。
まず、本数削減について。
よく乗車する区間について述べると、一宮~岐阜間の本数の少なさが気になります。ダイヤ改正で、急行が一宮折り返しになり、早朝・深夜時間帯を除き、一宮~岐阜間の優等列車は、特急または快速特急だけになりました。名古屋~岐阜間の有効本数は、1時間当たり4本。夕ラッシュ時の名古屋から岐阜方面など、今までは、急行と分散していたのに、特急に集中するようになってしまい、混雑が増したような気がします。
先回の運賃改定についての記事の中で、JRとの名古屋~岐阜間の運賃の格差について取り上げましたが、まさか運賃改定(値上げ)で乗客が減るから適正になるという考えなのでしょうかね・・・? だとしたら、消極的すぎる気がします。
続いてワンマン化について。
各務原線・知多新線のワンマン化の影に隠れて、三河山線のワンマンの方式が2023年3月4日から変更となり、ホームセンサー式から、他の都市型ワンマンの線区と同様のカメラとモニターで監視するようになりました。6000系三河線ワンマン車は、2つの方式のワンマン運転に対応する車両として、珍しかったのですが、過去のものとなってしまいますね。3月から、6500系ワンマン改造車も三河線の運用に入るようになり、3500系が入線したこともあったそうです。
なお、各務原線や知多新線は、3500系や9500系ばかりの運用かと思いきや、先日各務原線の運用に6500系6522Fが入ったそうです。6500系ワンマン改造車の三河線への投入で、最近、6000系三河線ワンマン車の本線系統での運用をよく見かけます。知多新線は、前後の運用との絡みがあるので、3500系・9500系以外での運用は、難しそうですが、各務原線で6000系ワンマン車がワンマン運転したら、面白そうですね。
ワンマン化された線区のダイヤ面で言えば、本数が改正前とほぼ変わらない各務原線はともかく、知多新線は本数の削減も実施(昼間時間帯が3本/hから2本/hに)されました、知多奥田に大学があり、場合によっては積み残しが出ることもあるとか・・・ 何らかの対応をして頂きたいですね。
ここからは、車両運用について。
先回のダイヤまで1800系の重連運用など、運用表をUPしましたが、既に他の方により公開されていることもあり、今回は、全車一般車特急の使用車両一覧のみ公開します(河和線以外もあり)。平日と書いてありますが、休日の全車一般車特急も入っていますので、ご利用ください。
今回の改正での全車一般車特急の運用の注目ポイントは、河和線特急に2+2の運用が増えたことと、新たに西尾線からの須ケ口行き特急(285列車)が全車一般車になったことですね。
今回の改正で復活した3100・3150・9100系の2+2の特急(308列車、神宮前にて)。
豊橋方から3167Fと3153F。
新たに全車一般車になった吉良吉田発須ケ口行き特急(285列車、神宮前にて)。
最後に注目の運用について。
今回の改正から、5000系が重連で豊橋へ入線するようになりました(平日の802~1011列車)。5000系の豊橋入線は2008年12月改正で消滅したので、15年ぶり。重連での運用は初めてです。5000系重連の豊橋発一宮行き急行(1011列車、神宮前にて)。
岐阜方から5002Fと5006F。
様々な場面を記録していきたい列車です。
なお、先回は一覧にした1800系の重連運用ですが、各務原線での運用はもちろん(?)消滅しましたが、今回から平日ダイヤに河和線~犬山線での急行運用(河和~知多半田間は普通)が登場しました(1071B~1172B~1373B列車)。1800系重連の新鵜沼発河和行き(1172B列車、知多武豊~富貴間にて)。
豊橋(河和)方から、1807Fと1806F。
こちらも様々な場面を記録していきたい運用です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
おわり。