今回は、久々に名鉄の話題を。
6000系6010Fが、西尾市制70周年記念事業の一環で、チョコレートツートン塗装になり、本日、イベントでの運行が行われましたね。
残念ながら本日のイベントを見に行くことはできず。その代わりではありませんが、今回は、以前、チョコレートツートン塗装で活躍していた5500系の写真をご覧頂こうと思います。
5500系は1959年に登場した日本初の大衆冷房車で、4両×5編成(5501・5503・5505・5507・5509F)と2両×5編成(5511・5513・5515・5517・5519F)が製造されました。2000年から廃車が始まり、2003年には、最後に残った2両×3編成(5513F・5515F・5517F)に、”甦る5500系”と銘打ち、これまでまとってきた塗装の復刻が施されました。今回紹介するチョコレートツートン塗装(5500系の登場時の塗装)となったのは5517Fで、3編成で一番最初に復刻塗装で出場し、2003年7月19日のイベントより、復刻塗装での運用を開始しました。
なお、5500系で最後に残った3編成も、空港線開業前日の2005年1月28日の運行をもって運用を離脱し、その後廃車されました。現在では、5517F5517号の前面部のみ舞木定期検査場で保存されています。
ここからは、写真をご覧ください。広見線を走る5517F(善師野~西可児間にて、2004年10月撮影)。
鉄道友の会名古屋支部による団体列車「三河路2号」(矢作橋にて、2003年9月撮影)。
朝の名物列車だった727列車の先頭に立つ5517F(神宮前にて、2004年8月撮影)。
727列車について詳しくは、こちらをご覧ください。
運用離脱前日、普通運用の5517F(岩倉にて、2005年1月27日撮影)。
運用最終日の727列車の先頭に立つ5517F(後ろは5702F、神宮前にて、2005年1月28日撮影)。
運用最終日の727列車の折り返しの豊川稲荷行き急行(新岐阜にて、2005年1月28日撮影)。
5517F(左)と5702F(右)の連結面(新岐阜にて、2005年1月28日撮影)。
運用離脱後、布袋に留置される5500系(2005年2月撮影)。
運用離脱後は、しばらく布袋駅の側線に留置されていました。
たまたま大雪が降り、雪に埋もれる様子が、物寂しそうだったのが記憶に残っています。
最後になりましたが、5517F以来のチョコレートツートンになった6010F。近々撮りにいこうと思うので、撮りに行くことができましたら、当サイトで紹介したいと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
おわり。