今回は、名鉄広見線の明智駅の話題を。

かつては、八百津線が分岐していて、賑わいを感じることもあった名鉄広見線の明智駅。

八百津線が2001年に廃線になって、2008年に広見線の新可児~御嵩間がワンマン化されたあとも、交換設備は維持され、ラッシュ時には列車の交換風景が見られ、往時の賑わいを思い起こすこともありました。

ところが、2023年3月18日のダイヤ改正より、広見線の新可児~御嵩間は常時一列車で運転されることになり、それに合わせ、明智駅の交換設備が廃止され、棒線化されました。




ここからは、写真をご覧ください。3番線が廃止され、旧2番線のみの使用となった明智駅。
3番線部分は、ホームは残されていますが、レールや枕木はところどころ撤去されています。

2001年まで、八百津線の列車が発着していた1番線の部分に簡易的なスロープが設置されています。

1番線へのポイントがそのまま残されていました。

新可児方、御嵩方に信号機がありましたが、棒線化に伴い、撤去されています。
新可児~御嵩間は、一列車しか走ることができなくなってしまいました。

構内踏切も撤去されています。

停車する6011F白帯車。




駅の外側も見てみましょう。現在は無人駅ですが、かつては有人駅だったので、立派な駅舎があります。

駅舎内のポスター。
新可児~御嵩間の乗車を呼びかけるものが貼られていました。

出札口や改札口だったところは、シャッターが下りています。

券売機は、駅舎の向かい側に自立して置かれています。
駅舎に埋め込んでいるというわけではなく、駅舎は全く使われていないんですね・・・
いずれは、東幡豆駅や西幡豆駅のように、駅舎は解体されてしまうのでしょうか?

駅前のロータリー。

駅前ロータリーから、八百津線の代替交通であるYAOバスが発着しています。

駅脇のコスモスは、変わらず美しく咲いていました。

おわり。


投稿者 めいはん

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