2023年5月26日(金)、2024年3月に予定されている運賃・料金改定について名鉄より発表がありました。
名鉄のHPをご確認の上、今回の記事をお読み頂ければと思います。





運賃改定の発表を見て、”随分値上がりするなぁ”というのが正直な感想。
消費税率引き上げによる値上げを含めて、運賃の変遷を表にしたので、ご覧ください。

2014年3月までと比べると、かなり高くなっているのがわかります。

さらに、JRとも比較してみましょう。JR東海のHPによると、2024年3月より、東海道線の豊橋~大垣間・中央線の名古屋~多治見間・関西線の名古屋~四日市間・武豊線全線の各駅相互間を利用する場合、普通運賃に10円を加算する運賃改定を行うとのことです。JRの運賃に関しては、〇〇~△△間が××円になると発表されたわけではないので、運賃改定対象区間については、現行の運賃に10円を加算する形で表を作ってみました。

名古屋~豊橋間では、まだ名鉄の方が安いですが、その他の区間では元々名鉄の方が高かった区間が多く、その差がより広がってしまいました。JRの方が速くて、本数が多く、おまけに快適という区間も多くあり、それに加えて、運賃もバカ高いでは・・・ 更なる客離れに繋がるような気がします。競合区間は、現在も売られている”なごや特割30”などの発売で対抗するのでしょうが、それでも普通運賃の差のインパクトはかなり大きいのではないでしょうか・・・?
特に、名古屋~岐阜間は、先日多くの急行が一宮折り返しになったので、本数が減ったばかり。詳しくは、次回予定しているダイヤ関連の記事で取り上げようと思いますが、有効本数はJRの半分(昼間時間帯、JRの8本に対し名鉄は4本)、運賃はかなり割高では、厳しい言い方かもしれませんが、”誰が使うの・・・?”と言いたくなります。特定運賃にして、値下げするぐらいの気概を見せて欲しかったです。





最後に特別車両料金(ミューチケット)の改定について。
現在、360円のミューチケットですが、450円となります。車内精算時の割増も導入され、車内精算だと500円に。駅及びネット予約と車内で発売額が異なるのは、関東圏のJRや私鉄、JR九州の一部の特急で導入されていますが、名古屋・関西圏での導入は初めてです。

なお、ネット予約限定かつ中部国際空港発着の場合は対象外となりますが、平日の9時~16時と土休日は、閑散時間帯割引料金で300円に。平日昼間や土休日の特別車は利用しやすくなります。休日、1000系の展望席狙いの方が増えるかもしれません。

次回は、少々遅くなってしまいましたが、3月改正後のダイヤと運用について取り上げる予定です。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

おわり。


投稿者 めいはん

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