以前、2度ほど京都・岡山地区の117系について取り上げ、引退が近いことをお伝えしました。
京都地区には、以前もお伝えしたように223系の転属が進められており、現在は2運用にまで運用を減らしています。昨年、日根野支所から京都支所に転属した223系2500番台は、まだ運用に入っていないことと、現在運用中の3編成(S1・S2・S4編成)のうちの1編成(S1編成)が3月中に廃車になることが公式よりアナウンスされていることをあわせて考えると、223系2500番台が運用入り後、117系が全車引退となる可能性があります。
岡山地区では、以前にもお伝えした通り、昨年のダイヤ改正で117系の運用は2運用にまで減りました。117系は細々と活躍していますが、新型車両の227系500番台「Urara」が既に登場し、2023年度には運用入りするとのこと。227系500番台が運用入りすると、117系が引退となる可能性があります。
WEST EXPRESS 銀河になった117系7000番台M117編成(元T2編成)を除いて、姿を消してしまうのも遠くないかもしれません。
117系で運用される列車については、弊サイトでは詳しくは述べませんが、検索エンジンで、「117系 運用」とお調べ頂ければ、わかると思いますので、検索して頂ければと思います。
また、以前の117系についての記事”まもなく引退? 京都・岡山地区の117系”・”岡山地区の117系”もご覧になられることをお勧めします。
今回は、京都地区で活躍する117系について写真をご覧ください。
近江舞子駅に停車する117系S4編成(2023年2月撮影)。
京都駅で223系・207系と並ぶ117系S4編成(2023年2月撮影)。
湖西線を走る117系(2022年4月、和邇~蓬莱間にて撮影)。
中間車に100番台が組み込まれているので、S1編成ですね。
大津京駅に入線する117系S4編成(2022年8月撮影)。
ここからは車内をご覧ください。以前上げた記事でも述べましたが、京都地区の117系は、S1編成に組み込まれている100番台の中間車2両を除き、300番台となっており、一部ロングシート化されています。
クロスシート。
クロスシートは登場時のままで、バネがきいたような座り心地です。
ロングシート。
窓は上段下降と下段上昇式の2段となっており、上下どちらからも開放可能な構造となっていますが、下段は固定されており、開けることができなくなっています。
車端部。
車番の表記は、プレートかと思いきやプレートに似せたシールでした。
トイレの案内。
パンタが書かれていて、リアルですね。
台車。先頭車(Tc車)台車。
中間車(M車)台車。
走行音もお聴きください。
モーターの音が心地良いですね。
最後になりましたが、乗車や撮影の際は、ルールやマナーを遵守し、他の乗客や職員などに迷惑をかけないようお願いいたします。
なお、次回は、岡山地区の117系の写真を紹介する予定です。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
おわり。