久々の更新となりました。

本日、2024年10月1日で、東海道新幹線(東京~新大阪)が開業してから60周年を迎えました。
開業から60周年を迎えたことを記念し、東京駅・静岡駅・名古屋駅・新大阪駅で出発式が行われたそうです。

開業当時は、片道1時間に2本(ひかり1本・こだま1本)の運転本数だったそうなのですが、現在では最大で片道1時間に17本(東京駅基準、のぞみ12本・ひかり2本・こだま2本)もの本数が運転されています。
最高速度285㎞/hの高速で非常に多くの列車が運行されていますが、列車の運行による乗車中の乗客が亡くなるような大きな事故はなく、高い技術力と安全性にはただただ感心させられるばかりです。

今回と次回で、紹介できる範囲となりますが、昔から最近までの東海道新幹線の車両(主にJR東海所属の車両)や光景を振り返ってみたいと思います。




まずは、0系から。
といっても写真は非常に少なく、1999年9月18日のさよなら運転(最後の上りこだま414号)の時の写真のみです。

いずれも名古屋にて撮影。
当時は中学生で、午前中は学校があり、学校から急いで帰って名古屋駅に駆け付けた記憶があります。
当時、中学生だった私ぐらいの年齢の者が東海道新幹線での0系を記録している最後の世代になるのでしょうか・・・?
ホーム柵が無かったり、カメラを持っているのは鉄道ファンぐらいなのが時代を感じます。

つづいて100系の写真を。名古屋駅に到着する100系「こだま号」(2003年6月撮影)。

横から。

2003年9月16日のさよなら運転を名古屋駅で見送っていました。
臨時のひかり309号が100系の東海道新幹線での最後の運用となりました。名古屋に入線するひかり309号。

少しブレてしまっていますが、側面のLast Run装飾。
100系引退後の2003年10月1日に東海道新幹線の品川駅が開業し、東海道新幹線の全列車の最高速度が270km/hとなり、現在の「のぞみ号」中心のダイヤになりました。

グリーン車だったダブルデッカー。
ダブルデッカーのグリーン車は、JR西日本により保存されていましたが、残念ながら解体されてしまったため、現在では残っていません。
食堂車は、リニア鉄道館で保存されていますね。




ここからは、300系の写真を。
1992年から2012年まで活躍した初代のぞみ型車両です。
現在の「のぞみ号」の歴史は、300系から始まりました。

名古屋駅に入線する300系(2005年11月撮影)。

小田原駅を通過する300系(2007年4月撮影)。

浜松工場の公開イベント「新幹線なるほど発見デー」で展示されていた300系(2007年7月撮影)。

小田原駅に入線する300系(2011年9月撮影)。

さよなら装飾が施された300系(2012年3月16日、新大阪にて撮影)。

300系は、ちょうど私が小学生の頃に登場した車両で、京都に住んでいた祖父母の家に行く際、せがんでは乗せてもらったものです(のぞみは全車指定で料金が高いので、のぞみ型のひかりが多かった)。
近未来的で美しい外観、当時は珍しかったVVVF制御の少し不思議な音(名鉄では100系中間車や3500系が登場した頃)、全車指定で今よりも高かったのぞみ料金・・・ 当時のスーパーエースでした。
現在、保存されている車両が少ない(見学できるのはリニア鉄道館のJ1編成の先頭車のみ)のが残念でなりません。

車内の写真もご覧ください。

300系普通車の車内と座席。
様々な意見があると思いますが、後に出た700系C編成やN700系よりも座席が柔らかくて、座り心地がよく、自分のお金で新幹線に乗るようになってからもよく300系を狙って乗っていました。

グリーン車の車内と座席。
オーディオ装置が付いているのが懐かしいです。

300系のグリーン車の座席は、リニア鉄道館の休憩スペースで活用されていますね。

私事の話ばかりで恐縮ですが、新幹線のグリーン車に初めて乗ったのが300系でした(EX-ICのグリーンプログラムのポイント利用)。
ゆったりした座席と快適さに感動した記憶があります。

つづく。


投稿者 めいはん

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