HOT7000系の並び

スーパーはくと ~最強のスーパー特急~ <中編>のつづきです。




智頭から再びJR線に入ります。

運転士と車掌もJR西日本の乗務員に交代かと思いきや、運転士はJRの運転士に交代したものの、車掌は交代しないで、智頭急行の車掌がそのまま倉吉まで乗務していました。
少し前までは、JR西日本の車掌がサンライズ出雲・瀬戸では東京まで乗務するなど、乗務員の乗り入れはよく見かけましたが、現在では運転士と車掌の所属会社が違うのは珍しいものと思われます。智頭発車時、車掌がたまたま運転士後ろで扉扱いを行ったので、こんな光景を。
運転士と車掌の制服が違い、所属会社が違うのがわかります。

智頭からは因美線を走行。
因美線区間は、智頭急行線区間とうってかわり、比較的ゆっくりとした速度で進んでいきます。カーブもソロソロと速度を落として通過。
軌道の状態もそれほど良くはないようで、自慢の振子を活かして高速で・・・というわけにはいかないようです。

鳥取からは、山陰本線を走り、終点倉吉へ。途中、日本海を見ることができました。
明石付近では、瀬戸内海を眺めることができ、一つの列車で二つの海を眺めることができるのは、中国山地を横断する列車ならではです。

山陰本線区間は、最高速度120㎞/hで走行。
軌道状態があまり良くないようで、ワイルドな乗り心地でした。

倉吉には14時21分に到着。HOT7000系の並び到着したホームと反対側にもHOT7000系が止まっており、HOT7000系の並びが見られました。




ここからは、乗車してきたHOT7000系の写真をご覧ください。倉吉駅に到着後に撮影しました。先頭のHOT7011号よりから。

智頭急行のロゴマーク。

車体の車番表記。
字体は国鉄字体。スタイリッシュな外観とのギャップがたまりません。

台車。

反対側の先頭車は、貫通型のHOT7023号でした。見た感じ、こちらの車両が先頭でも前面展望できそうですが、運転台の後ろは、コンパートメントや多目的室になっており、客室から前面展望はできないようです。

DD51の単機回送とHOT7023号の並び。

最後になりましたが、速さ、内装、格好良さは、まさしく”スーパー”。
今回は、前面展望席に乗車しましたが、通常の座席、リッチにグリーン車・・・今後も乗車の機会を作りたいと思っております。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

おわり。


投稿者 めいはん

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