モ560形562号

今回は久々に名鉄の保存車両の話題を。

静岡県内で保存されているモ560形563号について取り上げます。




まず、モ560形について簡単にまとめます(参考:wekipedia)。
モ560形は、北陸鉄道金沢市内線用の2200形として、6両が1956~1958年に製造されました。
金沢市内線の廃線後、全車が名鉄に譲渡され、名鉄モ560形となり、岐阜市内線で活躍しました。
3両(561号・563号・565号)が、1983年に廃車され、この時に563号が譲渡されました。残りの3両(562号・564号・566号)も1988年に廃車となり、562号は福井鉄道に譲渡されました。
福井鉄道譲渡後の562号は、軌道線内専用車両という位置づけであり、活躍する姿はあまり見られませんでしたが、2001年に行われたトランジットモールの実験では、名鉄から貸し出されたモ800形802号とともに活躍し、大きな話題を呼びました。
562号は、2006年に福井鉄道でも廃車となり、その後は富山県内で保存されていましたが、昨年(2023年)末に、美濃市に移送され、注目を集めました。今後整備が行われ、最終的には旧美濃駅での展示を目指しているそうです。





ここからは、静岡県内で保存されているモ560形563号の写真を紹介いたします(もちろん敷地外・公道からの撮影です)。
詳細な場所については、個人的に保存されている車両なので、詳しくは紹介しないものとします(どうしてもという方は、個別にお問合せください)。
モ560形562号前面より。
現役時代とは異なった色に塗られており、名鉄ローマン体の車番も黄緑色になっています。

横から。
定期的に塗装されているようで、綺麗です。
車内にはつり革が見えます。車内は、現役時代のままなのでしょうかね・・・?

563号の横には、レトロな日野製のバスも保存されていました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

おわり。


投稿者 めいはん

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