今回は、岡山県津山にある博物館”津山まなびの鉄道館”と保存車両について紹介いたします。
”津山まなびの鉄道館”は、津山駅構内の扇形機関車庫を活用した博物館です。扇形機関車庫は構内の転車台とともに、2009年に経済産業省の”近代化産業遺産”に、2018年にはJR西日本の”鉄道記念物”に指定されています。詳しくは、津山まなびの鉄道館のHPに詳しく記載がありますので、そちらをご覧ください。
ここからは、写真をご覧ください。津山まなびの鉄道館の扇形機関車庫と保存車両。
気動車・機関車が保存されています。
保存されている気動車は、近年まで現役で活躍していた車両が多く、乗車したり、走行しているところを撮影された経験がある方も多いのではないでしょうか?
上の写真と別角度から。
横に広いので、扇形機関車庫の保存車両すべてを写すのは、少し難しいです。
転車台。
時折、保存車両を載せて回転させるというイベントも行われているようです。
保存車両を順に見ていきましょう。左からキハ33形(キハ33 1001)・キハ181形(キハ181 12)・キハ58形(キハ58 563)。
晩年は、キハ33形は鳥取地区の普通列車で、キハ181形は特急「はまかぜ」で、キハ58形は急行「みよし」で活躍していましたね。
左からキハ28形(キハ28 2329)、キハ52形(キハ52 115)、D51形(D51 1)。
晩年、キハ28形は、上のキハ58形とともに急行「みよし」で、キハ52形は大糸線非電化区間の普通列車で活躍していました。
左からDF50形(DF50 18)・DD13形(DD13 638)・DD15形。
左からDD13形(DD13 638)・除雪用機関車DD15形(DD15 30)・DD51形(DD51 1187)。
DD13形とDD15形は、上の写真と重複していますがご了承ください。
左側から貨物移動機・DE50形(DE50 1)・除雪用機関車DD16形(DD16 304)。
扇形機関車庫の裏側に回ると、DD16 304のラッセルヘッドを見ることができます。見落としがちですが、こちらも是非見学したいものです。
津山まなびの鉄道館は、保存車両も充実していますが、津山運転区に留置されている現在運行中の車両も見ることができます。キハ47形とキハ120形。
観光列車「SAKU美SAKU楽(さくびさくら)」もいましたが、残念ながら奥に止められており、撮影することはできませんでした。
キハ120形 キハ120-357。
2020年に芸備線で発生した脱線事故で廃車になった車両の代替として、浜田鉄道部より転入した車両です。
津山運転区で浜田鉄道部色の車両は、この車両だけなので、異彩を放っています。
キハ120形 キハ120-339。
車庫内での撮影会の時みたいな写真を撮影することができました。
最後に屋内の展示を少しだけ紹介します。模型展示。
手前が津山の扇形機関車庫。
津山運転区に通常は入線しないキハ187系や機関車トーマス号が止まっているのは、模型ならではですね。
次回は、津山まなびの鉄道館の保存車両の現役時代の写真を紹介したいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
おわり。