今回も、先回のつづきとして、解体が決まってしまった瀬戸市民公園の保存車両について取り上げます。
先回、モ760形766号について取り上げたので、今回はデキ200形202号について紹介致します。
先回のモ760形766号については、こちらよりご覧ください。
デキ200形は、1927年に瀬戸電気鉄道のデキ1形として登場し、デキ1・デキ2の2両が製造されました。瀬戸電気鉄道が名鉄に吸収合併された1939年にデキ200形となり、デキ1が201号、デキ2が202号となりました。貨物輸送や車両輸送で活躍していましたが、瀬戸線が1500Vに昇圧された1978年3月に廃車となり、202号は瀬戸市民公園に保存されることになりました。
ここからは写真をご覧ください。766号ほど傷んでいるようには見えません。
素人目には、少し手を入れれば、輝きを取り戻すことが可能なように思えました。
車両の前面と台車。
設置してあった説明書き。
766号と同様、廃車時期や保存に至った経緯、制御方式や台車の形式まで詳しく書かれています。
フェンスの網目から。
モ760形766号との並び。
766号の記事で紹介した写真とは、別角度での撮影です。
最後になりましたが、2022年2月10日(木)~12日(土)の3日間の10時~14時に、車内を含めた”おわかれ出発式”という見学会が瀬戸市主催で実施されるそうです。
残念ながら、私は諸事情により行くことができないので、皆様のレポートを待ちたいと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
おわり。