名鉄資料館の発車案内装置

先日、京急最後の反転フラップ式案内装置が引退するということで、Twitterで話題になっていましたね。
今回、こちらでは過去の名鉄の発車案内板を写真で振り返ってみたいと思います。
現在は、ほとんどの駅でLEDの発車案内板となっていますが、以前は、行灯式や反転フラップ式のものも存在していました。





まずは、地平時代の太田川駅にあった行灯式の発車案内板をご覧ください。地平時代の太田川駅の行灯式の発車案内装置

どちらも2006年4月撮影。
太田川駅が仮駅になる2008年まで写真のような行灯式の発車案内板が設置されていました。
情報量が少ない気もしますが、色々詰め込むよりもシンプルでわかりやすいとも言えるかもしれません。
空港開業に合わせて、表示される行き先が変更になりました(変更前のものは写真が見つからず)。
2008年12月のダイヤ改正で廃止になった”金山経由豊橋”の行き先が懐かしいですね。

行灯式の発車案内装置は、以前は常滑や内海、新可児などにも設置されていましたが、2019年に新可児駅のものが撤去されたのを最後に全廃となりました。

続いて反転式フラップ式(通称パタパタ)の写真をご覧ください。
2019年に、扶桑駅のものがLEDに交換されたのを最後にこちらも全廃となりました。
2005年1月、上小田井にて。

2004年11月、金山にて。

2006年6月、岐阜にて。

一気に写真をご覧頂きました。
ホームに設置してあるものは、2段のものが多かったですが、金山や岐阜など3段のものが設置されていた駅がありました。
栄生が急行停車駅でなかったり(一番上)、新安城と国府が特急停車駅でなかったり(中央)、ミュースカイではなく快速特急だったり・・・・・ 3枚とも時代を感じさせられます。




最後に名鉄資料館の展示をご覧ください。名鉄資料館の発車案内装置2011年8月に訪れた際に撮影。
2020年末で閉館してしまった名鉄資料館には、行灯式と反転フラップ式の発車案内板が並べて展示されていました。
行灯式は太田川駅のもの、反転フラップ式は犬山駅の改札前にあったものですね。

操作盤も置かれており、表示を変えることも可能でした。行灯式の発車案内板の操作盤。
シールで行き先が訂正されており、2005年の空港開業で行き先が訂正されたのがわかりますね。

反転フラップの操作盤も置かれていた記憶がありますが、残念ながら写真はみつかりませんでした。

おわり。




投稿者 めいはん

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