211系0番台の並び

今回は、久々にJR東海の話題を取り上げます。
JR東海は車両の置き換えが、非常にスムーズに進んでおり、在籍している車両のほとんどがJR化に登場した車両となりました。
そんな中、旧国鉄時代に登場した車両が2編成、現在も活躍しているので、今回紹介します。




旧国鉄時代に登場し、現在も活躍している車両は、JR東日本にも同型式が在籍している211系0番台です。
国鉄の分割民営化前年の1986年に2編成が登場し、当初は神領区に所属していましたが、東海道線で運用されていたため1989年には大垣区に転属、同時にステンレスに青色の帯だった塗装は、現在のオレンジと緑の湘南色の帯に変更されました。

登場後、しばらくは快速などで使用されていたそうなのですが、311系の登場後は専ら名古屋地区の東海道線で普通列車として活躍していました。
313系が登場した1999年には、120km/h走行対応工事を受け、120km/h走行を開始(普通列車でも120km/h出す)。2000年から2006年8月までと2011年3月から9月までは新快速での運用もあり、120km/h走行可能な性能をフルに発揮していました。

2011年9月には、神領区に転属し、現在に至ります。転属当初は中央線での運用もあったそうなのですが、現在では中央線は回送でしか走ることはなく、関西線にて朝・夕を中心に活躍しています。

先日、今年度より導入される315系の第一編成(C1編成)が神領区に回送されており、置き換えが予想されます。

ここからは、写真で紹介しましょう。211系0番台K52編成発車を待つ211系K52編成亀山行き普通(名古屋にて)。

 

快速みえの待避をする211系0番台K52編成快速みえの待避をする211系0番台K52編成(八田にて)。
気動車の快速を待避する電車が見られるのは、快速用の車両が超高性能な関西線ぐらいでしょう。

211系0番台永和~弥富間の有名撮影地・白鳥信号所付近を走行する211系0番台K51編成。
この場所を夕方の17時過ぎに通過するのですが、日が短いこれからの季節は撮影が非常に難しいと思われます。

211系0番台の並び春田駅で並んだ211系0番台。
たまたま左の亀山行きに乗車していた際に2編成が並ぶことに気づき、日を改めて撮影に出向きました。
211系0番台は2編成しかないので、2編成の並びは中々見られません。

続いて車内を。
朝・夕しか走らないので、211系0番台が使用される列車は、撮影するには混雑していることが多く、撮影は少々難儀しました。211系0番台車内

211系0番台ボックスシート車内と座席。
名古屋地区では珍しくなったボックスシートが並んでいます。
JR東日本の211系0番台は、クッション材やモケットが変更されていますが、こちらはオリジナルのままとなっています。

製造から30年以上が経過していますが、JR東海の車両らしく、非常に美しく整備されており、年季を感じません。

最後に懐かしい光景の写真をご覧ください。211系0番台新快速211系0番台の新快速(2011年4月、大府にて撮影)。
もっときちんとした場所できちんとした写真を撮りたかったのですが、撮影できたのはこの1枚のみでした。
もう1回撮りたいなぁと思っても後の祭りですね。

おわり。



投稿者 めいはん

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