ベイサイドプレイス博多シーサイドトレイン(元愛知万博グローバル・トラム)

先日、錦川鉄道で活躍するグローバル・トラムについて紹介しましたが、今回はベイサイドプレイス博多で活躍するグローバル・トラムについて紹介します。先回上げた錦川鉄道で活躍中のグローバル・トラムについてはこちらをご覧ください。

ベイサイドプレイス博多のグローバル・トラムは、日曜・祝日の午後にシーサイドトレインとして運行されています。運行時間等についてはこちらのベイサイドプレイス博多のホームページよりご確認ください。無料で乗車できるのですが、錦川鉄道のとことこトレインとは異なり、大人単独での乗車は難しいように思えました。

(2023年5月30日追記)
ベイサイドプレイスのHPによると、シーサイドトレインは、2022年2月27日(日)で運行を終了したそうです。




前置きはこれぐらいにして写真で紹介しましょう。
運行されるのは午後からですが、昼頃、のりば付近に行くと近くに留置されていました。

屋根もあるので、普段からこの場所で留置されているようです。ベイサイドプレイス博多シーサイドトレイン(元愛知万博グローバル・トラム)塗装は変更されていますし、屋根上には煙突のような飾りが付けられており、ぱっと見愛知万博のグローバル・トラムかどうかはわかりません。2013年の運行開始当初は愛知万博時代を活かした塗装だったそうなのですが、変更されたようです。
海風が当たるからか、ところどころ塗装が落ちてしまい、錆が浮き出ており、痛みが感じられます。

運転台を覗いてみましょう”。車両の外観からは、愛知万博時代を感じることは難しいですが、運転台を覗くとありました。”ループ上走行時5km/h制限厳守”の記載。
”ループ”とは愛知万博のグローバルループのこと。この表記、錦川鉄道のとことこトレインでも見かけたので、ダッシュボードに彫り込んであって消せないのでしょう。シーサイドトレインが、元グローバル・トラムである紛れもない証拠です。

横の銘板は残念ながら取り換えられており、愛知万博の第何編成なのか判別することはできませんでした。ご存知の方が見えましたら、ご教授頂ければ幸いです。

ベイサイドプレイス博多シーサイドトレイン運転台(元愛知万博グローバル・トラム)運転台全体。
錦川鉄道のとことこトレインと同じ感じです。愛知万博時代と変わりないということでしょう。

中間車(客室)も見てみましょう。ベイサイドプレイス博多シーサイドトレイン(元愛知万博グローバル・トラム)2両目。

ベイサイドプレイス博多シーサイドトレイン(元愛知万博グローバル・トラム)3両目(最後尾)。
車両の前部・後部の黒い塗装や客室内の赤色の非常ボタンが愛知万博時代の名残と言えるでしょうか?





客室内も見てみましょう。ベイサイドプレイス博多シーサイドトレイン客室内(元愛知万博グローバル・トラム)一部分の座席が撤去されています。くまモンが描かれたレジャーシートが置かれており、子供の遊び場のように見えますが、公式HPにはベビーカーでも乗車できるとの記載があり、ベビーカー用のスペースになっているのかもしれません。

ベイサイドプレイス博多シーサイドトレイン客室内(元愛知万博グローバル・トラム)座席が撤去された部分以外は、愛知万博時代のままでした。

ベイサイドプレイス博多シーサイドトレイン乗務員スペース最後尾の乗務員スペース。非常コックの形状が錦川鉄道のとことこトレインと異なっていますね。どちらかが変更されたのでしょうが、愛知万博時代の写真が非常に少なく、どちらが変更されているのか判断できません。

最後に運行の様子について紹介します。ベイサイドプレイス博多シーサイドトレインのりばシーサイドトレインののりば案内。
発車時刻・運行ルート・運行日が書かれています。

ベイサイドプレイス博多シーサイドトレイン(元愛知万博グローバル・トラム)少しわかりにくいかもしれませんが、赤い棒を持った2名の係員の誘導のもと、人も通る通路を歩くほどの速度で走行していました。
錦川鉄道のとことこトレインは専用の軌道を走行するので、運行形態としては、こちらの方が愛知万博時代に近いように思えました。

ベイサイドプレイス博多シーサイドトレイン船との並び。

やや痛みも見られますが、これからも末永く活躍してくれることを願ってやみません。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

おわり。


投稿者 めいはん

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA