竹鼻線廃線跡

先回、竹鼻線100周年記念系統板について触れましたが、訪れた際に見たものを2点ほど取り上げたいと思います。
一度で全部載せようかとも思いましたが、長くなってしまいそうなので、2度に分けます。

今回は、以前取り上げた竹鼻線の廃止区間(江吉良~大須間)のうち、江吉良駅付近(江吉良~牧野間の江吉良寄り)の様子について取り上げます。竹鼻線の廃止区間についてはこちらよりご覧ください。

廃線区間を取り上げると言っても、訪れた時は、夏真っただ中という天気で、非常に暑く、廃線跡を歩く気にはなれなかったので、本当に江吉良駅に近いところだけです。

まずは、江吉良駅のホームから新羽島駅・旧大須駅の方を見てみます。江吉良駅より元々、江吉良駅のすぐ南側(もちろん、大須・新羽島方)に分岐器があり、直線を行く竹鼻線と右側に分岐する羽島線に分かれていましたが、現在は分岐器は撤去されており、新羽島への棒線化がなされています。
写真で言うと、一番手前の架線柱が線路幅と比べて広いのと、写真の中央の架線柱の下に大須方面への線路跡のバラストが残っているのがこの場所で分岐していた名残と言えるのではないでしょうか?

竹鼻線廃線跡草に覆われた廃線跡。

竹鼻線廃線跡踏切跡(と思われる場所)。
流石に踏切自体は撤去されて、線路部分は舗装されていますが、踏切部分の柵はそのまま残っていました。

竹鼻線廃線跡踏切跡から。草が多く生えていますが、その下にはバラストが残っているようです。
バラストを突き抜けるほどの、草の生命力の強さに驚かされます。

竹鼻線廃線跡少し旧牧野駅の方向に進むと、ソーラーパネルが設置されていました。

地図サイトで大須駅跡まで廃線跡を見てみたところ、中区駅付近が道路になり、それ以外の場所は、さすがに線路や架線柱は撤去されているものの、一部が写真のようにソーラーパネルが設置されたぐらいで、他は空地のまま残されているようです。

9月も半ばを過ぎ、涼しくなってきたので、廃線跡を実際に歩いてみてもいいかもしれません。

おわり。

投稿者 めいはん

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