新年早々、北陸地方で大きな地震が発生したり、羽田空港で航空機の事故が発生したりと、大変な年のスタートになってしまいました。
地震や事故の被害にあわれた方には、心よりお見舞い申し上げます。
さて、今回は、桃花台線の廃線跡のレポートはお休みとして、これまで3300系に施されたラッピングトレインの写真を紹介したいと思います。もっとも、キットカットトレインを紹介した際にも触れたように、名鉄のラッピングトレインは運行される期間が短いので、すべてを網羅しているわけではない点をあらかじめご了承ください。
3300系は、通勤型車両でのラッピングに抜擢される機会が非常に多く、様々な姿を見せてくれています。
まずは、2006年に走ったラッピングトレインの写真をご覧ください。「花フェスタラッピングトレイン」となった3302F(2006年4月、岩倉にて撮影)。
可児市の花フェスタ記念公園で行われた「世界一のバラ園春まつり」をPRするため、2006年の3月から7月まで運行されました。
車両の前面にはラッピングは施されませんでしたが、側面はバラでいっぱいでした。
中京競馬のラッピングが施された3302F(2006年9月、黒田~木曽川堤間にて撮影)。
2006年の8月下旬から9月にかけて走ったJRA(日本中央競馬会)のラッピングトレイン。阪神競馬場が工事実施のため、中京競馬場で開催することをPRしていました。
当時活躍していた競走馬「ディープインパクト号」が車体に描かれており、「中京競馬ディープインパクト号」とも呼ばれていました。
こちらも花フェスタラッピングと同様、車両の前面にはラッピングは施されていませんでした。
次に2008年から2015年まで毎年走ったエコムーブトレインについて。
環境にやさしい鉄道の利用促進をPRする「名鉄エコプロジェクト」の一環として、3300系にラッピングを施し、エコムーブトレインとして運行されていました。毎年5月の終わりから6月の初め頃から運行が始まり、9月~10月ごろで終わる年もあれば、年越しをして、2月~3月ごろまで運行された年もありました。各年の運行期間については、Wikipediaに詳しくまとめてありました。詳しく知りたい方は、こちらよりご覧ください。
ほとんど名鉄を撮っていなかった頃もあり、全部の年のエコムーブトレインの写真があるわけではないのですが、写真をご覧ください。2008年のエコムーブトレインとなった3301F(2008年9月、黒田~木曽川堤間にて撮影)。
2010年のエコムーブトレインとなった3301F(2008年9月、神宮前にて撮影)。
2012年のエコムーブトレインとなった3304F(2012年6月、島氏永~妙興寺間にて撮影)。
8年間、毎年運行されていたのですが、写真が見つかったのはわずか3年分のみでした。
もう少し気合を入れて、撮っておけばよかったです。
最後に、2010年10月から2011年3月まで走った「はぐみんデーラッピング」について。
愛知県によるラッピングで、子育て応援の日「はぐみんデー」(毎月19日)をPRするため、名鉄だけでなく、名古屋市交通局(東山線・名城線)、リニモでもラッピングトレインが運行されました。「はぐみんデーラッピング」が施された3305F(2010年10月、鵜沼宿~羽場間にて撮影)。
赤い電車が多く走る名鉄で、黄色の車体は非常に目立っていました。
名鉄ではないですが、リニモの「はぐみんデーラッピング」も撮影していたので、写真を紹介いたします。「はぐみんデーラッピング」が施されたリニモ03編成(2010年11月、愛・地球博記念公園~陶磁資料館南間にて撮影)。
様々なラッピングトレインが走るリニモでも、黄色の車体はやはり目立っていました。
また機会を見つけて、これまで走ったラッピングトレインを順次紹介していきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
おわり。