先日、撮影で由布院を訪れた際、由布院の公園にD51(D51 1032)が保存されていたことを思い出しました。
近年、公園などに保存されている蒸気機関車の解体の話をよく耳にするので、どうなったのか検索してみたところ、岩下コレクションというところに移設されたことがわかりました。
ちょうど撮影のため自転車を借りていたところで、自転車で行けそうだったので、行ってみることにしました。
まずは、由布院駅から徒歩10分ほどのところの湯布院中央公園に保存されていた頃の写真をご覧ください。2005年7月撮影。
もっと撮り方なかったのかと言いたくなりますが、20年も前のことなので、ご容赦ください。
腕木式信号機と一緒に保存されていたようです。
別の角度から。
湯布院中央公園は、観光スポットになっている金鱗湖への道の途中にあり、目にされた方も多いかもしれませんね。
当時の説明看板。
D51 1032は、1944年に製造され、1974年に廃車。
1978年からは由布院町内でSLホテルとして活用されました。
SLホテルの廃業後は、整備ののち、1985年からは湯布院中央公園で保存されました。
30年以上も湯布院中央公園で保存されてきましたが、老朽化や維持費の面から、引き続きの保存は困難と判断され、譲渡先の公募が行われ、2019年3月からは、由布市内の私設博物館「岩下コレクション」で保存されています。「岩下コレクション」へは、由布院駅から自転車で10分ほど。上り坂なので少しきついかもしれません。
D51 1032は、「岩下コレクション」の駐車場で保存されています。
やや傷みがみられますが、傷みが広がらないよう屋根が設けられています。
もう少し近くから。
大きな機関車なので、迫力がありますね。
運転台には、なぜかロボット(鉄人28号らしい)が乗っていました。
敷地内には、車掌車も置かれていました。
物置のようになっています。
構内で枕木が販売されていました。
もちろん、岩下コレクションの中も見学しました。入口付近。
様々なものが置かれていて、興味がそそられます。
古い郵便ポストは、枕木と同様販売されているようです。
入場料(大人1000円)を払って見学します。
荷物を預かってもらうことができ、身軽に見学できます。
大まかにいうと、1階が昭和レトロ館、2階・3階が世界のモーターサイクル歴史館(バイクの展示)になっています。
順路に沿って進んで行きます。
1階の昭和レトロ館の展示。
「スゴい・・・」との声が漏れてしまいました。
私より上の世代の方だと、懐かしいとの思いを抱かれるのでしょうか・・・?
貴重なステンドグラスも展示されていました。
2階にあがると、鉄道関連の展示もありました。
鉄道関連というよりも、高倉健さん主演の映画「鉄道員(ぽっぽや)」関連の展示といったほうがいいかもしれません。
昔使われていた制帽や鉄道部品などが展示されていました。
メインのバイクの展示。
物凄く貴重なものが展示されているのでしょうが、知識がまったくないので、残念ながら価値についてお伝えすることはできません。
時価2億円は凄いですね。
ここからは、岩下コレクションの営業時間や各種SNSについて記します。
岩下コレクションのホームページによると、営業時間は9時~17時で年中無休とのことです。
SNSでの情報発信も盛んに行われています。
ご覧になられてはいかがでしょうか?
最後になりましたが、
岩下コレクションの益々のご発展をお祈りして今回の記事を終えたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
おわり。