今回からしばらくは九州地区の話題がつづきます。
今回は、久大本線で撮影した写真を紹介いたします。
久大本線は久留米と大分を結ぶ路線で、沿線には、日田温泉や由布院温泉などの著名な観光地があります。
定期列車の本数はそれほど多くありませんが、観光列車が多く走り、華やかな雰囲気です。
様々な事情から、主要駅の近くでの撮影となりますが、様々な列車の光景をお楽しみください。
まずは、豊後森付近(豊後森~恵良間)で撮影した写真を。
近くには、豊後森機関庫公園があり、蒸気機関車29612号が保存されています。
豊後森機関庫公園については、次回紹介いたします。
キハ185系特急「ゆふ」。
「ゆふ」は、一時期は2両での運転になっていましたが、最近、インバウンドの効果もあってか乗客が増え、4両での運転が主流になっています(所定は3両なよう)。
右奥に少し写っているのが、豊後森機関庫公園ですね。
キハ71系特急「ゆふいんの森」。
JR九州のD&S(デザイン&ストーリー)列車としては、パイオニア的な存在で、とても人気がある列車です。この日も車内は満員のようでした。
豊後森駅を発車するキハ200系の普通列車。
写真の550番台は、オールロングシートに改造された車両ですね。
ネットで、近くの道の駅で自転車を借りられるとの情報があり、行ってみたのですが、残念ながら取扱い終了となってしまったようです。
付近で、自転車を借りられるところはありませんので、ご注意ください。
つづいて由布院駅周辺での写真を。
由布院駅前の「由布市ツーリストインフォメーションセンター」で自転車を借りることができ(シティバイク:300円/h、クロスバイク:500円/h)、活用するとよいかと思います。
まずは、野矢~由布院間で撮影した写真をご覧ください。キハ200系の普通列車。
団体専用のキハ47形の観光列車「或る列車」。
時刻表には時刻は掲載されておりませんが、公式サイトに運行日や運航時刻が掲載されているので、容易に撮影が可能です。
九州鉄道時代に導入が検討されていながらかなわなかった豪華客車をイメージしてデザインされており、車内ではコース料理が振舞われるそうです。
つづいて由布院~南由布間での写真を。
移動が大変そうと思われるかもしれませんが、由布院駅周辺は、由布院駅をはさんで、野矢~由布院~南由布と”コ”の字のような線形になっています。歩くとさすがに少し距離がありますが、自転車だと片道15分程度で行き来することが可能です。キハ125形の普通列車。
2R形の特急「いちろく」。
博多~別府間を久大本線経由で結ぶ観光列車で、別府行きが「かんぱち」、博多行きが「いちろく」として運転されています。
種別は特急ですが、座席は一般発売されておらず、「或る列車」と同様の団体専用列車のような扱いになっており、時刻表には時刻は掲載されていません(運行日や時刻は公式サイトで確認可能)。
車両は、キハ125形1両と肥薩線の特急「いさぶろう」・「しんぺい」で活躍していたキハ47形を改造したものです。
超豪華列車「ななつ星」。
他の列車が長くても3両とか4両のところ7両+機関車の堂々たる姿でやってきます。
こちらも運行日や運行区間、時刻が公式サイトに掲載されているので、容易に撮影することが可能です。乗るのは金銭的な問題から非常に難しいですがね。
定番の構図、由布岳をバックに走る特急「ゆふ」。
由布岳に水面に反射する車体と晴れていれば最高のロケーションだったのでしょうが、残念ながら曇り空でした。
この時(5月の半ば)、4日間九州にいて、すっきりと晴れた日は一日もなし。
5月は、天候が安定しているイメージがありますが、以前にもずっと天候がすぐれないことがあり、九州地区は梅雨が早いのかもと感じた次第です。
最後になりましたが、この記事を読んで、撮影に出かけられる方もいらっしゃるかと思いますが、撮影時はルールやマナーは必ずお守りいただきますようお願いいたします。
おわり。