本日は、まだ取り上げていなかったブルーミュースカイと3304Fに施されたシンガポール航空のラッピングトレインについて取り上げます。
まずは、ブルーミュースカイから。
2024年に名鉄が創業130周年を迎えたのを記念して、2000系2003Fが通常のミュースカイと塗装を反転させた”ブルーミュースカイ”となり、2024年6月29日から運行されています。
ブルーというと、私と同年代(40代)ぐらいの方は、1994~1997年に創業100周年を記念して運行されたブルーライナーを思い出すのではないでしょうか?1000系1007Fが青色塗装になり、犬山線や常滑線・河和線などで運行されていました(1996年8月、神宮前にて撮影)。
ミュージックホーンが社歌「しなやかな風」になっていて、初めて聞いたときは非常に驚いた記憶があります。
側面には、沿線の観光地が描かれていました。側面のデザインは、公募によるものだったと記憶しています。
海側が南知多ビーチランドなどの知多地区、山側が日本モンキーパークなどの犬山地区の観光地にまつわる絵が描かれていました。
30年前に走ったブルーライナーはこんなに面白かったのですが、ブルーミュースカイも細かな芸当が施されていて、非常に楽しめるかと思います。撮影も良いですが、一度は乗車してみることをお勧めします。
ここからはブルーミュースカイの外観や内装をご覧ください。神宮前に停車する2003Fブルーミュースカイ(2024年7月撮影)。
常滑線を走るブルーミュースカイ(2024年7月、名和~聚楽園間にて撮影)。
朝や夕方しか走らない日も多く、走行写真を撮るのは少し苦労するかもしれません。
真横から撮ってみたいとも思うのですが、綺麗に撮れる時間と場所が限られ、実現していません。
他のミュースカイと連結した際の連結面(2024年7月、名鉄岐阜にて撮影)。
こうやって見ると、色の違いがよくわかります。
側面のロゴ。
130周年を記念した特別バージョンになっています。
車内を見ていきましょう。デッキと客室の間の扉にも、130周年を記念したロゴが描かれています。
客室内。
天井が青くラッピングされています。
デッキとの仕切り扉上のLCDの脇には、創業130年を迎えた旨書かれています。
座席の枕カバーも130周年の特別仕様。
ミュースカイの枕カバーは、最近多いビニールや紙製のものではなく、布製の少し豪華な枕カバーなのですが、ブルーミュースカイはその特別バージョンになっています。
座席に座ると、歴代の特急車両が目に飛び込んできました。
荷棚の下には、歴代の特急用の車両が描かれています。
7000系や8800系、1000系や残念ながら短命だったキハ8500系や1600系の姿もあり、私のように名鉄とともに幼少期から育った方は、感動してしまうのではないでしょうか・・・?
まだ一度しか乗車できていませんが、また機会を見つけて乗車してみたいと思っています。
昨日(2024年11月4日)は、イベント列車「内海アートトレイン」として、河和線や知多新線を走ったそうですが、そういう機会を狙ってみてもいいかもしれませんね。
ここからは、3300系3304Fに施されたシンガポール航空のラッピングについて。
シンガポール航空の名古屋就航35周年を記念して、3304Fにラッピングが施されました。
運行期間は、2024年10月7日から2024年11月3日までとのことでしたが、X(旧Twitter)などの投稿によると、昨日(2024年11月4日)もラッピングが施されたまま運用に入っていたそうです。名電長沢~本宿間にて。
神宮前にて。
以前、ラッピングトレインを取り上げた際にも述べましたが、名鉄のラッピングトレインは、運行開始から解除までの時間が非常に短いので、撮るのに苦労します。
晴れの日に横から側面のラッピングを撮りたいといつも思うのですが、最近実現したのは、昨年瀬戸線で走ったSEVENTEENのラッピングぐらいでしょうか・・・?
本線でもぜひ実現させたいなぁと思いつつ、今回の記事を終えたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
おわり。