今年(2024年)の3月16日(土)に開業した加木屋中ノ池新駅。先日、3月下旬の様子を前編・後編の2回にわけてレポートいたしました。先回来たときは、開業直後だったこともあり、駅舎や駅周辺の工事は終わっておらず、まさしく”暫定開業”といった感じでした。
今回は、駅の開業から4か月ほどが経ち、どこまで工事が進んだのかレポートしたいと思います。
なお、工事のスケジュールや完成予想図については、東海市公式ウェブサイトに掲載されています。東海市公式ウェブサイトのサイト内検索で「中ノ池 新駅」と検索してご確認ください。
下り列車を降り、ホームを見渡します。
訪れたのは、7月下旬の午前中でしたが、午前中から非常に暑く、日陰から。
ホームの河和方。
白い壁で覆われており、先回と特に変わったところはありません。
名古屋方の改札口のほうに向かいます。下りホーム上に自動販売機が設置されていました。
飲料だけでなく、カロリーメイトなどの軽食も販売されています。
ホームから北口にある西知多総合病院のほうを見てみます。
ちょうど自動販売機の前ぐらいから。
大きなクレーンがおり、何やら工事が行われているようです。
改札口を出て、跨線橋まで階段を昇ります。トイレを示す掲示がありました。
自由通路の山側(下り線側)の階段を降りたところに仮設トイレが設置されていました。
名鉄は、無人駅にはトイレは設置しない方針だったと思うので、市が管理しているのでしょうかね・・・?
海側も見てみましょう。
西知多総合病院へのアクセス通路の建設が進められていました。
駅前広場ができる場所は、3月とほとんど変わっておらず。
駅名看板も相変わらず工事中感が漂う立て方がなされています。
ほんの少し高横須賀駅の方へ行き、加木屋トンネルの上あたりに行ってみます。ホームからも見えた大きなクレーンが何か吊り上げようとしていました。
別の角度から。
吊り上げようとしているものは、形状的に斜面の補強用でしょうか・・・?
どの部分のものなのかこの写真と照らし合わせてみたいですね。
西知多総合病院へのアクセス通路も見てみましょう。
屋根の設置が終わり、病院へのアクセス通路は、ほとんど完成したようでした。
私が訪れた時は、まだ通行することはできませんでしたが、東海市ウェブサイトによると、2024年8月1日に全線開通となったようです。
山側の坂を降りて、南口のほう(南加木屋駅の方)に行ってみましょう。南口の建設が進められていました。
こちらもクレーンが来ていました。
別の角度から。
積み上げられている土は、旧線の盛り土だったものでしょうか・・・?
盛り土の撤去工事というのは、あまり聞きませんが、かなり時間がかかっているようです。難しい工事なのでしょうか・・・?
海側(上り線側)から。
南口の海側には、ロータリーなどは設けられないので、大掛かりな工事は行われていませんでした。
もう一度山側に戻って、南加木屋駅の方を見てみましょう。こちらは旧線の撤去工事は終了したようで、整地が行われていました。
さらに南加木屋駅の方へ進んでみます。先回、市道(県道の旧道)の海側(上り線側)の歩道の拡張が進められている旨レポートいたしましたが、山側(下り線側)も拡張工事が行われていました。
この辺りは歩道が狭く、歩きにくいなぁと感じることもあったのですが、改善されそうですね。
資材置き場に旧線から撤去したものと思われるレールや枕木が積み上げられていました。
この場所は、市道を跨ぐニールセン・ローゼ橋が建設された場所ですね。
最後に、先回確認し忘れた踏切名称について。高横須賀5号踏切は、加木屋中ノ池1号踏切に名称変更されていました。
高横須賀~加木屋中ノ池間には現在踏切はなく、高横須賀〇号という踏切は消滅したことになります。
これからも定期的に加木屋中ノ池駅に訪れ、工事の進捗具合をレポートしていきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
おわり。