7700系さよなら運転

今回も、先回のつづきとして名鉄で活躍した白帯車について取り上げます。
先回の”名鉄を駆け抜けた白帯車<前編>”はこちらよりご覧ください。




今回取り上げるのは、リバイバルの車両ばかりです。
まずはモ600形606号について。
モ600形は1970年の登場当初は、白帯の姿でしたが、ほどなくして赤一色に変更。
600V線区は、2005年3月の運行で全廃され、606号も廃車となってしまいましたが、廃線の半年前の2004年9月に白帯を巻いた姿が復元されました。モ600形606号新岐阜駅に停車するモ600形606号(2005年1月撮影)。
5500系5515Fに施されていたような細い帯ではなく、7000系や7700系の特急専用車のような太い帯なのが印象的でした。

関駅で発車を待つモ600形606号関駅で発車を待つ606号(2005年3月撮影)。
廃線間近かつ人気の606号なだけあり、多くの撮影者が写っています。

2005年1月の駅名改称後だったものの、廃線間近ということで、方向板の交換はなされず、シールを上から貼って新岐阜の”新”を隠すという寂しい姿で運行されていました。

モ600形は、601号が旧美濃駅で、白帯の姿に復元されて保存されています。久しく訪れていないので、久々に訪れてみたくなりました。




ここからは、7000系と7700系の引退間際に復活した白帯車について取り上げます。
7000系は2008年12月26日限りで、定期運用から離脱しましたが、定期運用離脱の少し前の2008年10月19日より、元々特急専用車であった7011Fに再度白帯が施され、運用に入りました。
定期運用離脱後も、残っていた他の編成が方向板などを外された寂しい姿で布袋駅構内などに留置される中、7011Fは時折イベント列車で使用されました。7011F団体列車に使用される7011F(2009年3月、内海にて撮影)。
車内は大盛り上がりだったようで、乗車された方には良い思い出になったのではないでしょうか?

7011Fと7701Fの並び7700系7701Fと並んだ7011Fの団体列車(2009年5月、三柿野にて撮影)。
廃車が近い7700系との並びなだけあって、多くの方がカメラを向けていたのが思い出されます。

7000系さよなら運転(7011F)パノラマカーさよなら運転(2009年8月30日、国府~小田渕間にて撮影)。
白帯が復元された7011Fですが、2009年8月30日のさよなら運転で、イベント列車での運転も終了しました。

続いて7700系。
7700系は2010年2月26日限りで、定期運用から離脱しました。定期運用離脱の半年ぐらい前の2009年6月29日より7711Fに白帯が施され、運用に入りました。白帯の7011Fと7711Fを併結した6両でのイベント列車も走ったのですが、残念ながら撮影はできていません。
さよなら系統板を付けた7711F(2010年2月、知立にて撮影)。

7700系さよなら運転7700系さよなら運転(2010年3月21日、国府~小田渕間にて撮影)。

最後になりましたが、現在、白帯車になって活躍中の6011Fもしっかりと記録していきたいと思っております。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

おわり。



投稿者 めいはん

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