今更感がありますが、まだ取り上げていなかったので、今回は復活した白帯車について取り上げます。
蒲郡線や西尾線の観光活性化の一環として、2022年3月19日(土)より、主に蒲郡線を走っている6000系6011Fに白帯が施されています。
言うまでもありませんが、白帯は特急専用車の7000系や7700系に施されていたもので、1999年の7000系や7700系が退いた後は、7000系の白帯が2002年6月の7011F、7700系の白帯が2003年3月の7715Fを最後に消滅。その後、7000系と7700系の引退間近に7011Fと7711Fに復刻されていましたが、7011Fや7711Fも2009年と2010年に相次いで引退し、再び姿を消していました。
ここからは、写真をご覧ください。
吉良吉田駅に停車する白帯車となった6011F。
「にしがま号」の系統板は、2022年3月19日(土)~2022年5月8日(日)の期間限定で、吉良吉田~蒲郡間での運行に限り掲出されていました。
座席などは特に手を加えられていませんが、2022年5月8日(日)までの期間限定で、車内広告でこれまで活躍した白帯車について紹介されていました。右側は蒲郡線でしょうか?
團十郎号の7000系白帯車、よく見たら6両貫通編成ではありませんか!
白帯車で6連はなかったので、調べてみたところ、1985年9月に、新名古屋駅(言うまでもなく、今の名鉄名古屋駅)から犬山駅まで、第十二代市川團十郎とともに乗車するという企画旅行が行われた際、申込者が多かったので、他の白帯車の中間車2両を組み込んだそうです。
白帯車の6両貫通編成が走ったのは、この時が唯一だそうです。
7000系や7700系のみならず、モ600形や5500系なども紹介されていました。
モ600形や5500系も引退間近に、白帯が復刻されていましたね。
最後に、蒲郡線沿線での光景を紹介します。6009Fと交換する6011F白帯車(三河鳥羽にて)。
新緑のトンネルを抜ける6011F白帯車(東幡豆~こどもの国間にて)。
こどもの国にて。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
おわり。