毎年、津島駅で12月に行われている”鉄道部品即売会”、部品や系統板などの販売やオークションが行われ、大賑わいとのイベントなのですが、中々参加する機会に恵まれませんでしたが、昨年(2021年)は、ようやく見に行くことができたので、レポート致します。以前行ったのは、2005年だったかな? 約16年ぶりに見に行ってきました。
もっとも、部品を買うわけではない(お金と置くスペースがない)ので、朝から並んだりしたわけではなく、昼頃、のんびりと冷やかし程度の見学です。
早速、写真でレポートしていきます。津島駅の掲示。
特選販売(系統板や行き先表示器など)の整列位置が残されてました。
階段を上って会場に入ります。
立派な壁画がお出迎えしてくれました。昔、様々なところで見かけた写真、パノラマカーにパノラマDXにパノラマsuper・・・
改めていい時代でしたね。
ここからは、売られていたものを紹介します。私が行った頃には、既に特選販売と一般の部品販売との区分けはされていませんでした。
こちらは、特選(だったところ)なのでしょうかね?
5300系や5700系の敷居(車番と禁煙のプレート付き)や、ヘッドライトや標識等などが並んでいました。
5300系や5700系の先頭車の敷居は見当たらず、既に売れてしまったんでしょう。
こちらは、一般の部品販売のコーナー。
毎度おなじみつり革や運転台のスイッチ類が売られていました。
グッズなどを多く買った人への抽選コーナーの懸賞にも注目です。方向板やプレートなどのほか見慣れない雑誌が置かれていました。
ここからは、オークションで出品されたものを紹介します。2000系ミュースカイの前面扉。
列車に付いているとあまり汚れているようには見えませんが、外すと意外と汚れているものなんですね。
ミュースカイの前面扉以外にオークションで出品されたもの。
パノラマカーの前面の逆富士や1700系1702号のプレート、方向板などありとあらゆるものが出品されていました。
興味深いものを詳しく見ていきましょう。一番の注目は、やはりこちら”逆富士”でしょうか?
いつも非常に高額で落札されているようです。
着札箱。
駅ではなく、乗務区というのがポイントではないでしょうか?
乗務員が改集札を行っていた頃に使用されていたものですね。
13時からオークションが始まったので、見学することにしました。
言うまでもないかもしれませんが、司会の方が一品一品説明し、「〇〇円からスタートです」と言い、参加者が「〇〇円」「〇〇円」と順に高い値を言っていき、一番高い値を言った人が購入できるというシステムです。
オークションをじっくりと見学したのは初めてだったのですが、まぁ皆さん景気の良いこと(笑)。
パノラマsuperの愛称板が21万円、1702号のプレート3点(車番・製造銘板)セットが40万円、パノラマカーの逆富士が50万円!
札束が飛び交っていたと言っても過言ではないでしょう。
オークションだけでも、物凄い売り上げを上げていたことは間違いなく、名鉄としては笑いが止まらないでしょうね。
何点も落札されている方も見えましたが、おそらく物凄いお金持ちなんでしょうねぇ・・・ 羨ましい限りであります。
なお、逆富士は実際に使用されていたものではなく、名鉄資料館に置かれていたレプリカだそうです。
風雨に晒されていない分、汚れがなく、非常に良い一品だと思いました。
最後になりましたが、次回は、部品即売会の翌日に行われた太田川駅高架化10周年記念イベントについて取り上げる予定です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
おわり。