今回も竹鼻線の話題を。
先日、撮影で下車した南宿駅の上りホームの構造が非常に面白かったので、紹介します。
南宿駅は、無人駅となっており、駅集中管理システムが導入されており、自動改札機や自動券売機などが設置されています。
駅集中管理システムが導入された名鉄の無人駅と言うと、ホームの先に簡易的な駅舎があり、その中の自動改札機を通って改札を出入りするようになっており、改札の中と外が完全に仕切られているのが一般的です。ところが、この南宿駅の上りホームは違いました。
上り列車から列車を降りて、改札機を通って外へ出ます。言葉にすると、少し難しいのですが、”ホームの中に改札機がある” そんな状態です。
絶対にしてはいけませんが、改札機を通らなくても外へ出ることができてしまいます。
改札を通って外へ出て、反対側から見てみましょう。”ホームの中に無理やり駅舎を作った”この表現の方が正しいかもしれませんね。
2両だと、ちょうど自動改札機があるところよりも前の方に電車が止まるのですが、4両だとホームいっぱいに止まるので、後ろの方の車両に乗る場合は、改札を通って、再び改札の外側(!?)へ行って電車に乗ることになります。
必ず改札を通るよう案内がありました。
自動改札機をきちんと通って入出場しないと、降車時に自動改札機が閉まったり、次回使用できなくなったりするので、注意が必要です。
駅舎は極めて狭いので、自動改札機は1台しか設置されていません。
改札内にも案内が設置されていました。
普段よく乗る鉄道でも、あまり乗車しない路線に乗ると、面白い発見がありますね。
今後も何か面白い発見があった際には、当サイトで紹介したいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
おわり。