モ760形766号(瀬戸市、瀬戸市民公園)
モ760形は、瀬戸電気鉄道ホ103形として、1926年より製造された。保存されている766号は、108号として1927年に製造された車両である。
瀬戸電気鉄道が名鉄に吸収合併されたあと、モ560形(初代)となり、1962年には揖斐線に転属、揖斐線転属後の1967年にモ760形となった。以後、揖斐線や谷汲線で活躍してきたが、1978年8月の瀬戸線昇圧の際に、瀬戸線から転属してきたモ700形やモ750形に置き換えられ、廃車となり、766号は、デキ200形202号とともに瀬戸市民公園に保存されることになった。
屋根が設置され、周囲が柵で囲われる等、屋外の保存車両としては良い条件での保存であったが、保存開始から40年以上が経ち、老朽化のため、2022年秋に解体されてしまった。
保存場所 | 瀬戸市民公園児童遊園 |
営業時間 | 7時~17時(11~3月は16時まで) |
定休日 | 年末年始 |
アクセス | 名鉄新瀬戸駅または愛知環状鉄道瀬戸市駅から徒歩15分 |
公式HP | https://www.hamada-sports.com/seto/ |
調査年:2021年