800系モ805号+ク2313号(豊田市、鞍ケ池公園)

モ800形805号(鞍ケ池公園)

モ800形805号(鞍ケ池公園)

ク2300形2313号(鞍ケ池公園)




800系は、名鉄の前身の名岐鉄道により、デボ800形として、1935年より両運転台の自動加速制御・自動空気ブレーキ装備の制御電動車が導入された。現在の名鉄発足後の1941年に実施された形式改訂で、モ800形となった。保存されているモ805号は、旧デホ810である。
ク2310形は、800系の付随車のサ2310形として、1938年に登場。1946年に先頭車化され、ク2310形となった。
製造当初、両運転台であったモ805号は、1957年に片運転台化されている。
モ805号とク2313号は、1979年開通の豊田線開通前に、信号や保安装置の動作試験などを行う試運転列車で使用され、「豊田線をはじめて走った車両」として、廃車された1983年3月に豊田市に譲渡され、鞍ヶ池公園で保存されている。
車内の見学も可能である(ただし、運転台へは立入できない)。

保存場所 鞍ケ池公園動物園エリア(入場料は不要)
アクセス 名鉄豊田市駅から足助行きまたは鞍ヶ池東行きバスに乗車、
鞍ヶ池公園前バス停下車すぐ(本数が少ないので注意)
公式HP https://kuragaikepark.com/

 

鞍ケ池公園モ805号車内車内。

 

調査・撮影年:2020年




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