今回は、ますます進化する布袋駅とその周辺の話題を。
布袋駅というと、地平時代は古風な駅舎に構内踏切と、レトロな雰囲気でした。地平時代の布袋駅の駅舎(2006年10月撮影)。
布袋駅で並ぶ1600系と5300系(2004年10月撮影)。
待避線で特急の待避をする6800系、留置線に留置されているのは運用を離脱した7500系です(2005年8月撮影)。
こんなレトロな雰囲気の布袋駅でしたが、旧駅舎の使用は2010年2月で終了し、2017年には上り線が、2020年には下り線が高架化され、駅舎も近代的な駅舎に生まれ変わりました。
ホームと留置線。
東口。
西口。
東口の前には、図書館などの公共施設や商業施設が入る複合施設が建設されました。
そんな布袋駅の高架下・改札前に、2024年10月23日(水)に商業施設「MOKUKICHI」が開業したので、紹介したいと思います。布袋駅の改札の目の前が「MOKUKICHI」の入り口です。
木がふんだんに使われていて、木の良い香りが改札の辺りまで漂っていました。
名鉄HPのニュースリリースによると、愛知県内で産出された「あいち認証材」が使われているそうです。
「MOKUKICHI」の構内図。
現在、営業している店舗は、それほど多くありませんが、これから、コンビニや定食・居酒屋の営業が予定されています。
「MOKUKICHI」には、2010年まで使用されていた旧駅舎から一部が移設・活用されています。こちらの写真と見比べてみると、駅舎の入り口のアーチの部分でしょうか・・・?
アーチの下には、旧駅舎からのものである旨書かれていました。
旧駅舎の天井飾りや旧駅舎の模型や写真などの展示もありました。
ガラス張りで少し見にくいのが残念な感じもしますが、盗難などの防犯対策を考えるとやむを得ないのかもしれません。
最後になりましたが、「MOKUKICHI」は、現在は改札の周辺のみとなっていますが、更なる拡張が予定されているようです。
線路と交差する県道を挟んで、江南方で工事が進められていました。
こちらにも旧駅舎の部品を活用したところはあるのでしょうか・・・?
開業が楽しみですね。
おわり。