2025年1月10日(金)、京阪より2025年3月に行われるダイヤ変更について発表されました。
ダイヤ変更日は2025年3月22日(土)、詳しくは、京阪のホームページでご確認ください。

今回の変更の主なポイントは、以下の3点になるかと思います。

  1. 昼間時間帯は、現行の15分毎から12分毎の運行へ
  2. 本線・中之島線(淀屋橋・中之島~萱島)の普通や区間急行は4両での運転が主体に
  3. 大阪万博への対応

順に考察していきましょう。




まずは、昼間時間帯の運行本数について。
現在は、全線で15分毎を基本にしたダイヤになっていますが、12分毎を基本にしたダイヤに変更されるようです。
本線だけでなく、交野線や宇治線も15分毎から12分毎の運行になるそう。
本数が増えて、使いやすくなりそうです。
なお、12分毎を基本にしたダイヤになるかわりに、現在、昼間時間帯に淀屋橋~出町柳間で運転されている快速急行と中之島~枚方市間で運転されている普通が運転取りやめに。3000系は特急を基本とした運用にもどりそうです。昼間時間帯は見られなくなる快速急行。3000系は再び特急主体の運用になりそうです(2024年7月、西三荘にて撮影)。

つづいて、本線系統で4両(10000系・13000系)での運転が始まるようです。
昔は、1900系や2600系、10000系など4両や5両での運転がありましたが、2013年3月に通勤快急「おりひめ」、快速急行「ひこぼし」が廃止されて、本線系統での短編成の車両の運行は、臨時列車を除いて行われておらず、12年ぶりの復活ということになります。
今回、4両で運行されるようになるのは、淀屋橋・中之島~萱島間で運行される区間急行や普通とのこと。昼間や夜間のほとんどの淀屋橋・中之島~萱島間の普通や区間急行が4両になり、朝ラッシュ時にも4両での運行となる列車ができるようです。幾分増発も行われるようですが、積み残しなどが起きないか、少々心配なところです。
なお、ワンマン運転についての発表はありませんが、いずれは本線系統でもワンマン運転が行われるのではないでしょうか・・・? こちらについては、続報を待ちたいと思います。淀屋橋・中之島~萱島間でも営業運転に入るようになると思われる4連の10000系10005編成(2018年8月、観月橋~桃山南口間にて撮影)。

最後に、大阪万博対応について。
中之島~出町柳間の特急などの臨時列車が運転されます。運用の都合もあるのでしょうが、万博観覧客とは逆の流れになると思われる午前中に、中之島発出町柳行きの特急が運転されるのは、特筆すべき点ではないでしょうか・・・?
車両は何が使われるのか、プレミアムカーの営業はあるのか、注目していきたいと思います。大阪万博への臨時列車で運転が予定される中之島行きの臨時特急。写真は、2018年に運転された臨時特急(天満橋~京橋間にて撮影)。

3月の変更は、変更となる項目数はあまりないものの、内容が非常に濃いのが京阪の2025年3月変更の特徴といったところでしょうか・・・?
改正後、訪れた際には、中之島行きの臨時特急や、4連での運行が始まる淀屋橋・中之島~萱島間の列車にはぜひ乗車・撮影したいと思っております。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

おわり。


投稿者 めいはん

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