7047Fの現役時代2 ~白帯撤去後の活躍~

7047Fの金山行き普通

今回も7047Fについて取り上げます。

先回は、特急運用での活躍について取り上げたので、今回は白帯撤去後の活躍を振り返ってみたいと思います。

1999年11月に白帯が撤去されています。
普通や急行でと述べましたが、急行運用が多数あった6連車と比べ、
7047Fなどの4連車の急行運用はあまり多くなく、急行運用は少し貴重でした。まずは、空港開業前の花形運用の写真からご覧ください。

7047Fが先頭の犬山経由新岐阜・新可児行き急行(777列車、2004年8月4日撮影)。
7000系4連車(P4)の重連運用はこの列車ともう1本程度しかなく、貴重な存在でした。余談になってしまいますが、この列車の少し前には、SR2(5300系または5500系の2連車)+NSR6(5700系または7000系の6連)の運用(727列車)があったり、少しあとにはパノラマDXの重連運用があったりとゴールデンタイムのような時間帯でした。
つづいて少し珍しい場面を。広見線の運用に入る7047F(2003年8月撮影)。
7047F単独ではなく、5300系2連をつないでいます。
犬山線からの直通列車は”新可児”単独の方向板だったので、機織り運用でしょう。広見線の機織り運用は、SR2が主で、時々7000系の6連も入っていましたが、SR2とP4の併結での運用は珍しかったと思います。
ここからは空港開業後の活躍を見ていきましょう。
空港開業後はP4単独での空港乗り入れ運用や河和線での急行運用も登場し、最後の活躍を見せてくれました。高横須賀~南加木屋間を急行運用で快走する7047F(2006年10月撮影)。
この列車は太田川までP4重連できて、4連で内海まで行き、折り返し下の写真の列車になりました。南加木屋にて(2006年4月撮影)。この列車はさらに岐阜で折り返し、中部国際空港に乗り入れていました。

最後に疑問が残る写真を上げたいと思います。名和~聚楽園間にて(2005年3月撮影)。
白帯撤去後かなり早い時期に一般用の青色の方向幕に変更されたと思っていましたが、なぜか緑幕・・・
調べてみたところ、7047Fの岐阜方7048号のみ、一般運用で必要な方向幕(東岡崎や豊明など)のみ青幕で追加し、他はずっと特急用そのままだったみたいですね。

ちなみに、7017Fの岐阜方も2005年頃からトラブルか何かのため緑幕となったので、緑幕=7047Fではありませんので念のため述べておきます。

緑幕だとは言っても、実際は下の写真のように、方向板を使うことが多く、中々緑色の方向幕を掲げて走る姿を見ることはできませんでした。名和~聚楽園間にて(2006年9月撮影)。

おわり。

元記事:2020年11月23日